「変わった?」より「広がった」と感じるSplunkの今
こんにちは!Splunk Japan採用担当の江藤です。
この数年で、Splunkは大きく進化しました。中でも、Ciscoとの統合を経た今、私たちはかつてないスケールでビジネスの広がりと変化を実感しています。そして今だからこそ、Splunkという会社の「おもしろさ」が際立ってきていると感じています。
たしかに、Splunkは大きな変化の真っ只中にあります。しかし、その変化の流れの中にいるからこそ、私たちは今「進化の瞬間」に立ち会っていると感じています。Splunkという会社が、Ciscoとの統合を通じて、どんなふうに変わっているのか。
今回は、そのリアルを現場のストーリーを交えてお伝えしたいと思います。
Splunkは創業以来、「Innovative」「Passion」「Disruptive」「Open」「Fun」というコアバリューを大切にしてきました。弊社代表の野村のブログもご参照ください。その文化は今も色褪せることなく根付き、営業・SE・CS・アドバイザリーなど、部門を超えた連携体制やチームワークの精神は健在です。
一方で、Ciscoの技術力・顧客基盤と接続したことで、Splunkが描ける提案の世界は大きく広がっています。クラウド、ネットワーク、アプリケーション、セキュリティ。それぞれの領域が重なり合い、まさに「点から面」へと進化している今、Splunkは、エンタープライズのあらゆる領域で価値を発揮できる存在へと成長し続けています。
グローバルとの連携も強化され、戦略的なアカウント展開や、エンタープライズ規模でのデジタル変革プロジェクトにおいて、Splunkが中核を担う機会が着実に拡がっています。
Splunkは、Ciscoとの統合によってむしろ新たなステージへと進化しています
Ciscoのグローバルなスケールと信頼性を背景に、Splunkならではのデータ活用力と俊敏性が、これまで以上に幅広い領域で発揮されています。SplunkはCiscoのセキュリティビジネスの中、戦略的に位置付けられておりその価値や文化がしっかりと尊重されています。
特にSplunkでは、いま「第二の成長フェーズ」を迎えており、これまで築いてきたスピード感や現場文化を維持しながら、よりダイナミックな変革と挑戦が進んでいます。Ciscoとの連携によって、Splunkはより多様な業界・顧客層へリーチできる体制が整い、PoCのスピード感や大型提案の実現力も大きく向上しています。
グローバルとの連携も強化され、戦略的なアカウント展開や、エンタープライズ規模でのデジタル変革プロジェクトにおいて、Splunkが中核を担う機会が着実に拡がっています。
ある国内大手の製造業では、ネットワークの断続的なパフォーマンス低下に長年悩まされていました。アプリケーション自体は正常に稼働しており、ネットワークにも明らかな障害は見当たらない——そんな“見えない不調”が現場を困らせていました。
この難題に対して、SplunkとCiscoの連携が突破口となりました。Splunk Observabilityを基盤に、ログやメトリクスの収集だけでなく、Splunk AppDynamicsとCisco ThousandEyesを組み合わせることで、ネットワーク層からアプリケーション層、さらにはユーザー体験までをエンドツーエンドで可視化できるようになったのです。
これにより、アプリケーションのパフォーマンス低下が「ネットワークのどのポイントで発生している遅延に起因しているのか」を即座に特定できるようになり、インシデント対応の時間は従来の半分以下に短縮されました。このプロジェクトは、Splunk単独ではアプローチが難しかった領域に踏み込むことができた画期的な事例となり、SplunkとCiscoが力を合わせることで新たな価値を生み出せることを証明したものとなりました。
Splunk単体ではアプローチが難しかった大手自動車企業案件。ある営業担当は、Ciscoの営業・SEチームとタッグを組むことで提案機会を得ました。
Cisco側の信頼関係や導入実績がSplunkへの興味を引き出し、Splunkの持つSIEMやデータ分析基盤の提案へと自然に繋がったのです。Cisco+Splunkによるセキュリティ提案は、競合を寄せつけない“包括的な守り”として大きなインパクトを与え、見事に案件化。「Ciscoとの協業がなければ、この顧客との接点すら持てなかった」と営業担当本人も語るように、Splunk × Ciscoの連携が新たなビジネス機会を創出した好例です。
変化の最中にいるSplunkには、他では味わえない面白さがあります。クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境が混在し、ITがますます複雑化する今、Splunkは“横断的に可視化できる最後の砦”とも言える存在です。
Ciscoとの連携で、その可視化の幅はさらに広がりました。ネットワークからアプリ、セキュリティまでを“縦横無尽”につなぐダイナミックな提案が可能になっています。
また社内では、「Ciscoと一緒に働くことで、自分たちの視野が広がった」という声も増えています。両社の文化やアプローチの違いに触れることで、「いま自分が吸収すべきことは何か」「この判断をより良くするためにどう考えるべきか」と、自らを省みる機会が増えたと感じます。もちろん、福利厚生や働き方の面での物理的なメリットも大きいですが、それ以上にカルチャーや思考の多様性がもたらす“無形の価値”こそが、Splunkのコアバリューである“Open”といった精神を、さらに豊かにしているのではないかと思います。
「よりダイナミックで大型案件に携わり、大きなチャンスに挑戦したい」
「変化の真っ只中で、新しい挑戦がしたい」
「自由と裁量を持ちながら、成長できる環境を探している」
そんな方にとって、今のSplunkはまさに“挑戦と成長の舞台”になり得ると、私は実感しています。ご興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう!
※補足:本記事は私個人の経験・視点に基づくものです。ただ、Splunkで働く日々の中で感じた「可能性の広がり」は、きっとあなたにも伝わるはずです。
Splunkプラットフォームは、データを行動へとつなげる際に立ちはだかる障壁を取り除いて、オブザーバビリティチーム、IT運用チーム、セキュリティチームの能力を引き出し、組織のセキュリティ、レジリエンス(回復力)、イノベーションを強化します。
Splunkは、2003年に設立され、世界の21の地域で事業を展開し、7,500人以上の従業員が働くグローバル企業です。取得した特許数は1,020を超え、あらゆる環境間でデータを共有できるオープンで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。Splunkプラットフォームを使用すれば、組織内のすべてのサービス間通信やビジネスプロセスをエンドツーエンドで可視化し、コンテキストに基づいて状況を把握できます。Splunkなら、強力なデータ基盤の構築が可能です。