Splunkはこのたび、データ管理機能を拡張し、Splunk環境での運用を効率化するエージェント管理機能を新たに追加しました。このイノベーションにより、効率性と可視性が強化され、大量のエージェントの管理が簡素化されます。
エージェント管理では、フォワーダー、設定、アプリケーション、およびOpenTelemetry Collectorを、一元化されたUIでまとめて管理できるようになります。
効果的な設定:一元化されたエージェント管理インターフェイスから、接続済みのエージェントの設定ファイルにシームレスにアクセスできます。この機能は、btoolが生成するデータに完全対応しているため、Splunk管理者はエージェントの設定をより詳細に可視化できます。

OpenTelemetry Collector群の概要:このリリースでは、Open Telemetry Collector群の概要情報(読み取り専用)にアクセスすることで、コレクターのステータスや健全性を監視できます。

リモートアップグレード:フォワーダーのアップグレードは、複雑で時間がかかるものです。エージェント管理機能とSplunkBaseのRemote Upgraderアプリを利用することで、LinuxとWindows環境全体でフォワーダーをアップグレードする作業が、これまでになく簡単になります。Remote UpgraderをSplunk Universal Forwarderマシンにインストールすることで、一元化されたエージェント管理画面からすべてのフォワーダーをアップグレードできるようになります。これにより、Splunk管理者自身が、フォワーダー群を最新の状態に維持できるようになり、他のチームに依頼してアップグレードを実行してもらう必要がなくなります。詳しくは、Splunkマニュアルをご覧ください。

今回リリースされたエージェント管理機能は、デプロイサーバーとの完全な後方互換性を備えており、すべての設定ファイルやセットアップを変更せずにそのまま利用できます。また、すべてのコマンドラインインターフェイス(CLI)操作を、これまでどおり利用できます。
エージェント管理について詳しくは、Splunkマニュアルをご覧ください。また、今後の機能強化に関するご意見やご提案がありましたら、ぜひSplunk Ideasからお寄せください。