Match.com、Splunk AppDynamicsでクラウドの真価に出会う

レイテンシーとは？

Match.comがアプリケーションのクラウド移行に着手した際、Linn氏とそのチームはAppDynamicsを使用して、バージニア州にあるAWSデータセンターへの移行に伴う問題を解決しました。

AppDynamicsにより、Linn氏とチームはレイテンシーがMatch.comの他のプロセスに及ぼす影響を事前に予測し、その影響を最小限に抑える対策を講じることができました。実際、チームはその後も数ミリ秒のレイテンシーを削減しているほか、引き続き新たな効率化を実現したいと考えています。

また、AppDynamicsのおかげで、Match.comのピーク時のパフォーマンスも改善されました。たとえば、日曜日の夜は、自宅にいるユーザーが翌週の新しい出会いを求めてMatch.comを利用するため、アクセスが急増する傾向にあります。さらに、ホリデーシーズン前などの季節的な増加や、夜間のトラフィックの増加によって、アクセスが30～40%急増することもあります。

高速なインフラで高速なサービスを実現

AppDynamicsを利用したMatch.comのクラウド移行は、アプリケーションやインフラの構成をさらに改善する機会を数多くもたらしています。Linn氏とエンジニアらは顧客第一の理念の下で活動を続けており、今ではMatch.comの多数のサービスやモバイルアプリを支えるプラットフォームをかつてないほど効率的に運用できるようになりました。

「バックオフィスにおいてもユーザーへのサービス提供においても、当社はカスタマーエクスペリエンスを常に重視しています。チームは、Match.comでのエクスペリエンスの質に直接関わるメトリクスを基準に活動しています」とLinn氏は説明します。「AppDynamicsで、パフォーマンスを決定づけるインフラをより包括的に把握し、それを支えるシステム間の連携を強化することで、毎日当社のサービスを利用している何百万人ものユーザーにリアルな出会いの場をお届けし続けることができます」