Splunk Universal Forwarder
Platform Chrissy KiddSplunk® Universal Forwardersにご興味がある方のために、このブログ記事ではユニバーサルフォワーダーの概要、用途、仕組みについてまとめました。さらに、ユニバーサルフォワーダー(とその他の方法)を使ってSplunkにデータを取り込むためのベストプラクティス、ヒント、役に立つリソースもご紹介しています。
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この記事では、ユニバーサルフォワーダーを中心にご説明します。その中で、知らない専門用語が出てくるかもしれません。用語の定義と説明については、Splunk用語集「Splexicon」をご確認ください。
Splunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseにデータを取り込む
ユニバーサルフォワーダーの目的はシンプルです。それは、Splunkにデータを取り込むことです。どのようなデータが対象になるかというと、ずばり、あらゆるタイプのデータです。
Splunk Cloud Platformでも、Splunk Enterpriseのオンプレミスデプロイまたはクラウドデプロイのいずれでも、Splunkプラットフォームでは、ストリーミングデータ、マシンデータ、履歴データを含め、すべてのIT運用データをインデックスして監視できます。いくつか例を挙げます。
- Microsoft Windowsイベントログ
- Webサーバーログ
- 稼動中のアプリケーションのログ
- ネットワークフィード
- 変更ログ
- メッセージキュー
- アーカイブファイル
このようにあらゆるデータが対象になります。では、それをどうやってSplunkに取り込むのでしょうか。そこでフォワーダーの出番です。実は、データを取り込む方法は4種類あります。その中で最もよく使われる方法がユニバーサルフォワーダーです。
Splunkで利用できるフォワーダーのタイプ
フォワーダーはSplunk Enterpriseインスタンスであり、他のSplunk Enterpriseインスタンスにデータを転送する役割を持ちます。転送先は通常、以下のいずれかです。
- インデクサー
- 別のフォワーダー
- サードパーティシステム(ヘビーフォワーダーのみ)
Splunk Enterpriseには3つのタイプのフォワーダーがあります。
- ユニバーサルフォワーダー:データ転送に必要なコンポーネントのみで構成されています。一般に、データをインデクサーに送信する場合に最適です。
- ヘビーフォワーダー:データのインデックス、サーチ、変更、転送など、フル機能を備えたSplunk Enterpriseインスタンスです。システムリソースの使用量を減らすために一部の機能が無効になっています。
- ライトフォワーダー:ヘビーフォワーダーと同様にフル機能を備えたSplunk Enterpriseインスタンスですが、リソースの使用量を最小限に抑えるために、さらに多くの機能が無効になっています。Splunk Enterpriseバージョン6.0から廃止されており、ほぼすべての用途をユニバーサルフォワーダーで代替できます。
ここからは、Splunk Cloud PlatformやSplunk Enterpriseインスタンスにデータを送信するために最もよく使われるユニバーサルフォワーダーについて詳しく見ていきます。
ユニバーサルフォワーダーの仕組み
ユニバーサルフォワーダーは、分散するデータソースや他のフォワーダーからデータを収集し、フォワーダーまたはSplunkデプロイ環境に送信します。ユニバーサルフォワーダーにはさまざまな機能があります。主な機能は以下のとおりです。
- メタデータのタグ付け(ソース、ソースタイプ、ホスト)
- バッファの設定
- データの圧縮
- SSLによる保護
- 空いているネットワークポートの利用
最新バージョンのSplunk Universal Forwarderは無料でダウンロードできます。以前のバージョンもこちらからダウンロードできます。
ユニバーサルフォワーダーの用途
ユニバーサルフォワーダーは、インデクサーにデータを転送する場合に最適な選択肢です。Splexiconでは次のように説明されています。
インデクサーにデータを転送するときは、ほとんどのケースでユニバーサルフォワーダーを使用します。
メリット
ユニバーサルフォワーダーの主なメリットは、信頼性とセキュリティが高く、幅広いプラットフォームがサポートされることです。Splunk Universal Forwarderは、さまざまなコンピューティングプラットフォームやアーキテクチャに簡単にインストールできます。
そして最大のメリットは、拡張性の高さです。他のSplunk製品に比べてハードウェアリソースの消費が非常に少ないため、ネットワークやホストのパフォーマンスとコストを犠牲にすることなく数千のフォワーダーをインストールできます。リソースの消費が少ない理由の1つは、ユーザーインターフェイスがないことにあります。
実際、ユニバーサルフォワーダーを数万のリモートシステムに展開し、テラバイト単位のデータを収集しても、快適に機能します。
デメリット
ユニバーサルフォワーダーの大きな制約の1つは、未解析のデータしか転送できないことです。つまり、イベントベースのデータは扱えません。このタイプのデータをインデクサーに送信したい場合は、ヘビーフォワーダーを使用する必要があります。
ユニバーサルフォワーダーのインストール
環境に応じた詳しいインストール方法については、以下のマニュアルを参照してください。
導入、インストール、設定、データ転送、トラブルシューティングなど、技術的な詳細については、Splunk Universal Forwarderマニュアルを参照してください。以前のバージョンのマニュアルもすべて参照できます。右上にあるドロップダウンメニューからバージョンを選択するだけです。
こちらのTech Talkでは、SplunkのテクニカルマーケティングマネージャーであるGregg Dalyが、LinuxまたはWindowsホストからデータを取り込む方法や、特に役立つヒントをご紹介しています。
次に、主要なプラットフォームであるSplunk Cloud PlatformとSplunk Enterpriseのユニバーサルフォワーダーについてそれぞれご説明します。
Splunk Cloud Platformのフォワーダー
多くのユースケースで、大量のデータをファイルやディレクトリから直接収集することになります。これらのデータをSplunk Cloud Platformに送信して監視するには、ユニバーサルフォワーダーとヘビーフォワーダーを使用するのが最適です。この場合のベストプラクティスは以下のとおりです。
- ファイルやディレクトリを監視する必要のある各マシンにユニバーサルフォワーダーをインストールします。
- データをヘビーフォワーダーに送信し、そこからSplunkに転送します。
ファイルやディレクトリからデータを取り込む方法について詳しくは、こちらのマニュアルを参照してください。ネットワークイベント、Windowsソース、メトリクス、HTTPイベントコレクターなど、その他のデータの取り込み方法については、こちらのマニュアルを参照してください。
Splunk Enterpriseのフォワーダー
Splunk Enterpriseをオンプレミスで使用している場合は、データを直接取り込むことも、ユニバーサルフォワーダーやヘビーフォワーダーを使用することもできます。一般的に、Splunk Enterpriseに取り込むデータは以下のように分類できます。
- ファイルとディレクトリ
- ネットワークイベント
- Windowsデータ
- その他のソース
Splunk Enterpriseにデータを取り込む方法について詳しくは、Splunk Lanternのこちらの記事を参照してください。また、無料のEラーニングコース「Getting Data into Splunk (Splunkへのデータの取り込み)」を受講することもできます。
Splunk Universal Forwarderに関するリソース
ユニバーサルフォワーダーの使い方については、非常に役に立つさまざまなリソースを参照できます。主なリソースには以下のものがあります。
- Splunk Lantern:Splunk製品を使用して、セルフサービスでビジネスユースケースを実現できます。日本語版についてはこちらをご参照ください。
- Splunkマニュアル:Splunk製品のあらゆる技術仕様を確認できます。
- Splunkのトレーニングと認定:さまざまなコースを受講したり、Splunkのエキスパートになるためのラーニングパスを構築したりできます。
- Splunkコミュニティ:質問をしたり、質問に対する回答を見つけたりすることができます。
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