Splunkの価値を可視化して企業活動に貢献する
Platform SplunkSplunkの価値はITサービスの安定性や迅速な回復で評価できる
Splunkはお客様のビジネスに貢献するツールですが、直接売上を増やしたりビジネスの成長に貢献したりするものではありません。お客様のIT環境のレジリエンスを維持・拡大し、インシデントが発生した場合でもビジネスへの影響を最小限に抑止し、最短かつ最低限の労力で発生前の状態に復帰することをSplunkはお手伝いします。
Splunkを日々利用されている方が経験・獲得されている効果や利点を経営層の方が理解いただくことで継続的にSplunkに投資いただけますが、理解いただくためには工夫が必要です。ビジネス戦略との整合性や競争力強化の観点からの訴求ではなく、環境の変化に左右されない安定したITサービス提供やインシデント発生時における迅速な回復に基づく企業の安定的運営の視点で価値訴求を行うことは、Splunkの価値をご理解いただく上で最も効果的な手法です。
ITサービスの安定性や迅速な回復に関して
- 必要な労力や資源
- 維持もしくは回避可能な収益や支出
が、Splunkの使用によりどのくらいに変化するか定量的に算出することでSplunkの価値が評価可能になります。
様々な観点を活用して価値を定量的に評価する
Splunkの価値評価の観点としてはSplunkの効果(作業の自動実行や負荷軽減、インシデントの早期検知や未然防止)にもとづく複数の領域があげられます。
- 労務工数:インシデント調査・分析、定型作業の軽減
- コスト:保護範囲の拡大、監査作業の円滑化
- リスク:IP盗難や不正、データ侵害の抑止
- 経費:ツールや外部サービス集約、キャパシティ最適化
- 利益:販売機会や顧客の確保
これらの観点について以下の手順に沿って評価できます(Splunkをご使用中の場合です)。
- お客様の現状評価(インシデントや作業の発生頻度、対応時間と要員数、保有する重要資産、ビジネス影響の大きさなど)
- Splunk未使用時 *2 の状態推定(Splunk効果のベンチマーク *1 使用)
- 工数削減数(要員数)や影響金額を考慮し、未使用時 *2 の状態を調整
- 現状と未使用時 *2 の状態を比較して価値算出項目に沿って効果を算出
- 工数に要員単価を反映して金額換算し、総額を金額で算出
*1 インシデント発生率の低減、イベント調査やインシデント調査時間の削減、IP盗難やデータ侵害発生の軽減、定型作業の削減など複数の項目を自社やお客様の経験値をもとにSplunk内部で確立
*2 これからSplunkをご使用になる場合は、「未使用」を「使用後」に読み替えをお願いします
金額換算とベンチマークの使用により、よりわかりやすく
このアプローチには以下のメリットがあります。
- 金額換算により投資対効果を算出し、経営層やステークホルダーに対して報告が可能
- Splunk内部のベンチマークを使用することで、効果試算の妥当性と信頼性が向上
- 効果項目別の推定効果の比較に基づき優先順位設定が可能
もちろん考慮しなくてはいけない点もあります。
- 改善ベンチマークの適用範囲(特定の条件や環境に基づいており、すべての企業や状況に適用していません)
- 定量化の難しさ(リスク回避やビジネス影響は定量化が難しく、金額換算が困難な場合があります)
- 人的要因(専門的なスキルと知識が必要で担当者により結果にばらつきが生じる可能性があります)
- コストと時間(一定数の要員の関与と時間が求められます)
これらの考慮点は、評価を行う対象範囲を適切に設定すること、ならびにSplunk要員とともに評価を行うことで回避可能です(お客様固有の評価項目の作成やビジネス影響の定量化についても、ご支援可能です)。
実施に際してSplunkに相談する前に、簡易ツールを使ってご自身でどのような結果が得られるのか体験いただくことも可能です。
価値の計算ツール - Splunk
このツールは、これからSplunkを使ってどのような価値が得られるかを代表的なユースケースに沿って試算するツールです。ここで紹介している既にSplunkを使用している状態で獲得する価値を評価するアプローチとは使用前と使用後の設定が異なりますが、使用する価値評価項目やベンチマークは同じです。
次のステップ:Splunkの長期的な利用計画を策定する
この文章でご案内したSplunkの価値はお客様のSplunkの利用状況に応じて獲得の割合が変わります。今のSplunk利用状況を可視化して、今後の改善計画策定のご支援についてもSplunkはお手伝いが可能です。
関連記事

第三の転換点に立って ── Interop Tokyo 2026で確信したこと

コミュニティ検出アルゴリズムでITSIのエピソードをさらにスマートに
