2月9日木曜日、私は、Splunkの同僚、アマゾン ウェブ サービス(AWS)社の仲間、そして大切なお客様やパートナーとともに、新たに誕生したSplunk Immersive Experience (SIE) powered by AWSのローンチを祝うイベントに参加しました。
このオープニングレセプションでは、2024年度のリテール(小売)業界における4つの主要なテーマ(デジタルエクスペリエンス、店舗運営、サプライチェーンのレジリエンス、サステナビリティ)に関するパネルディスカッションと、SIEのガイド付きツアーが開催されました。
SIEのガイド付きツアーは、既存のユースケースに対応する業界固有のソリューションを紹介し、SplunkとAWSで実現できる具体的なビジネス価値や成果を実感できるよう、工夫して設計されています。 対象となった主要なユースケースは、Splunkでおなじみの架空のTシャツ会社「Splunk T-Shirt社」を通じて疑似体験できます。
Splunk Immersive Experience powered by AWSのご紹介
ホームエリア
「ホーム」エリアでは、優れたデジタルエクスペリエンスの実現によってデジタルチャネル全体をどれだけ詳細に可視化できるかを紹介しています。また、カスタマーエクスペリエンスをリアルタイムで監視し、全体的なパフォーマンスやエクスペリエンスに影響を及ぼすボトルネックやエラーを検出する様子が実演されます。T-Shirt社はこれによって顧客に快適なエクスペリエンスを提供できます。また、AWSを利用することで、カスタマージャーニー全体をパーソナライズすることもできます。
店舗エリア
このエリアでは、T-Shirt社の実店舗を疑似体験しながら、店舗環境を支える複雑なインフラ、サービス、アプリケーションの稼働率やパフォーマンスを、店舗運営の改善によってどれだけ向上できるかをシミュレーションできます。POSなどのハードウェアを常に最新の状態に保ち、適切に動作するように維持すれば、ダウンタイムの発生や店舗エクスペリエンスの低下を防ぐことができます。
サプライチェーンと物流
店舗での販売と通販を円滑に行うには、サプライチェーンのレジリエンス向上が欠かせません。「ロジスティクス」エリアでは、SplunkとAWSを活用して、複雑に絡み合ったシステムを可視化し、プロセスをエンドツーエンドで一元的に監視することで、サプライチェーンのレジリエンスを向上させ、運用の透明性を確保する方法を紹介しています。これを実現することでカスタマーエクスペリエンスを向上させ、収益力を強化できます。
Splunkとサステナビリティ
サステナビリティはT-Shirt社のあらゆる活動の中心にあります。このエリアでは、最適なテクノロジーを組み合わせることで、サステナビリティに関する課題をどのように克服し、より良い未来を築くために変革を推進できるかを紹介しています。SplunkとAWSを組み合わせれば、データセンターのカーボンフットプリントを可視化し、CO2の排出が集中する「ホットスポット」をリアルタイムで特定して、排出量削減目標の達成状況を追跡できます。
複雑さの解消
コンタクトセンターのデータとデジタルエクスペリエンスのコンテキスト情報を統合することで、T-Shirt社の中央コントロールセンターに問題をエスカレーションすることなく、どれだけ問題をすばやく解決し、顧客対応時間を短縮できるかも学べます。それが実現すれば、ビジネスを支える何千ものシステムを含む複雑な環境が簡素化されて効果的に機能するようになり、ビジネス全体のセキュリティとオブザーバビリティを維持できます。
お客様が実際に直面している課題に着目
今回のローンチイベントに参加したお客様とパートナーは、さまざまな業界のお客様が実際に直面している課題をSIEで疑似体験し、魅力的で記憶に残るエクスペリエンスを構築できることを実感できたはずです。
SplunkとAWSは、これまでに蓄積した業界知識と経験に基づいてSIEで刺激的な体験を提供し、お客様が目標をより短期間で効果的に達成できるよう支援します。
今後、SIEが新しいユースケースや業界シナリオを取り込んでさらに拡大しながら発展することで、より多くのお客様やパートナーが来場し、インサイトと学びを得られることを非常に楽しみにしています。
SIEの詳細と参加方法について詳しくは、SplunkまたはAWSのアカウント担当者にお問い合わせください。
このブログはこちらの英語ブログの翻訳、前園 曙宏によるレビューです。