クラウド接続ソリューション型Splunk AI Assistant for SPLのご紹介:GPU管理が不要なオンプレミスAI
Artificial Intelligence Dan Holloran生成AIによって、日常業務のあらゆるワークフローが強化されています。Splunkでは、そうした情勢に応え、クラウド接続ソリューション型のSplunk AI Assistant for SPL (SAIA)の一般提供を開始しました。Splunk AI Assistant for SPLの利用は、これまでSplunk Cloud Platformのユーザーに限られていました。このリリースにより、Splunk Enterpriseのお客様にも、その画期的なAI機能の利用が拡大されました。しかも、GPUを自社で管理する必要はありません。これで、Splunk Enterpriseのオンプレミス環境で厳格なコンプライアンスとセキュリティの基準を維持しながら、AIドリブンのインサイトを獲得できるようになり、重要なマイルストーンが達成されたことになります。
SplunkでAI担当バイスプレジデントを務めるHao Yangは、次のように述べています。「Splunk Enterpriseオンプレミス版のお客様は、Splunk Cloud Platformのユーザーと同様にAIのメリットを活用したいと強く望みながらも、GPU管理の負担を避けたいとお考えでした。クラウド接続ソリューション型のSplunk Enterprise AI Assistant for SPLは、そのニーズにお応えするものです。安全かつ高効率で、コンプライアンスに準拠したAIソリューションが提供され、GPU管理の手間も省けます」。
Splunk AI Assistant for SPLの主な機能
- SPLを自然言語で記述:難しいSPLクエリーも簡単に、自然言語入力を使用して生成できます。
- SPLを自然言語で説明:SPLクエリーの難解な部分を読み解き、理解と学習を促進できます。
- 質問に対しSplunkマニュアルから回答:技術的な質問への正確な回答を、公開済みのSplunkマニュアルからすぐに探し出して提示します。
- パーソナライズ機能(オプション):有効または無効を選択できます。有効にすると、AI Assistant for SPLがお客様のデータに合わせて応答を最適化するため、品質が大きく高まります。有効にしたお客様の満足度が向上していることから、有効化を強くお勧めしています。詳しくは、パーソナライズに関するドキュメントページを参照してください。
SPL AI Assistantは、自然言語を実行可能なSPLクエリーに変換することで、データ処理の方法を変革します。実際的な使用例をご紹介します。
- データの検索:たとえば「ホスト
<hostname>にはどのようなデータが収集されているの?」と質問して、すぐに回答を得ることができます。 - セキュリティ調査:たとえば「IPアドレス
src_ipで米国から送信された許可済みのネットワークトラフィックを探して」と依頼して、簡単に検索します。 - オブザーバビリティ調査:たとえば「アプリケーションログで例外やスタックトレースを探して」と質問して、アプリケーションの問題をすばやく特定します。
- 管理インサイト:たとえば「保存済みサーチの実行スケジュールを表示して」と依頼してSPLを生成し、運用管理に用います。
- SPLコマンドの習得:たとえば「ルックアップファイル
<lookupfile.csv>のフィールドを使ってデータをエンリッチする方法を教えて」とプロンプトで入力して、高度なテクニックを学べます。
これらはほんの一例に過ぎません。Splunk Lanternには、さらに多くのユースケースが収録されています。SPL AI Assistantがあれば、自然言語を使ってすぐにインサイトを獲得できます。他のユースケースについては、Splunk Lanternの記事をご覧ください。
クラウド接続ソリューション型Splunk AI Assistant for SPLの仕組み
Splunkは、Splunk Cloud Platform上でアシスタントの独自AIサービスをホストします。情報の転送は各プロンプトへの回答に必要なものに限り、それ以外には行いません。
- GPUが不要:GPUの購入、設置、パッチ適用などは一切不要です。計算処理はすべてSplunk側で処理します。
- 継続的に更新:Splunk Cloud Platformに適用されるモデルの更新やパフォーマンスの調整は、すべて自動で行われます。
- 迅速な価値実現:アプリケーションは、対応するサーチヘッドで本日より利用できます。インストールするだけで、すぐに自然言語で質問ができます。
よくある質問
1. 外部環境にはどのようなデータが送信されますか?
送信されるデータの種類は、選択した設定によって異なります。主なオプションは次のとおりです。
- Splunk AI Assistant for SPLの基本設定(最小限のデータ転送)
Splunk AI Assistant for SPLから、コア機能の動作に最低限必要なデータのみが送信されます。
詳しくは、「Splunk AI Assistant for SPLの概要(英語)」をご覧ください。 - 研究開発のためのデータ共有(オプション)
使用状況データの共有も、有効または無効を選択できます。共有するデータは匿名化され、製品の改善に役立てられます。また、特定のチャットに関するフィードバックをアプリケーションからSplunkに提供することもできます。
詳しくは、「データの共有(英語)」をご覧ください。
2. ファイアウォールやプロキシはどのように設定しますか?
CMPのお客様は、主に次の2つの方法で設定できます。
- 次世代プロキシ:オンボーディングプロセスとSplunk AI Assistant for SPLの設定ページで、適切なプロキシURL設定が提示されます。これに基づき、ご自身で設定します。
- ホワイトリストファイアウォール:自社環境とSplunk Cloud Platform間の安全な通信を確保するため、接続はHTTPS (ポート443)経由で確立されます。Splunk Enterpriseの導入環境がファイアウォールの内側にある場合は、次のドメインへの送信アクセスを許可してください。
*.scs.splunk.com簡単に利用開始
Splunk Enterpriseをご利用中のお客様は、Splunk管理者に以下の簡単な手順を実行してもらう必要があります。事前ダウンロードプロセスと、アプリケーション内オンボーディングプロセスがあります。
事前ダウンロードプロセス
1. SplunkBaseにアクセスします。アプリケーションのダウンロードはapp browserからでも、直接SplunkBaseからでもできます。
2. データ利用に関する特別な規約に同意する必要があります。EULAへのリンクはこちらです。SplunkBaseアプリケーションのロックがAIチームによって解除され、アプリケーションのダウンロード用のメールがお客様に送信されます。このプロセスが完了するには、最大72時間かかる場合があります。
3. その後、Splunk AI Assistant for SPLアプリケーションをSplunkBaseまたは製品からインストールします。
アプリケーション内オンボーディングプロセス
4. Splunk AI Assistant for SPLアプリケーションをインストールすると、アプリケーション内でオンボーディングフローが開始されます。
- 最初の画面にはFAQが表示されます。内容はユースケース、データ要件、プロキシ設定に関するものです。
- その後、会社およびテナントの詳細情報を入力すると、システムから一意のテナントコードが生成されます。
- 次に、このテナントコードをsplunkai@splunk.comにメールで送信します。プロビジョニングには通常2~3営業日かかります。その後、指定のメールアドレスにアクティベーションコードが届きます。この時点で、お客様のテナントはAIチームによって作成済みのはずです。
5. アクティベーションコードを、Splunk AI Assistant for SPLアプリケーションに入力します。
6. 必要に応じて、プロキシサーバーを設定できます。プロキシサーバーを使わない場合は、ファイアウォールの設定を変更して新しいクラウドテナントにアクセスできるようにする必要があります。
7. クラウド接続サービスに接続します。
クラウド接続ソリューション型のSplunk AI Assistant for SPLについて、詳しくはSplunkマニュアルをご覧ください。
今後の見通し
Splunkは今後も、AIへのアクセスをあらゆるデプロイメントモデルに拡大するために尽力していきます。目標は、すべてのお客様が、どのようなインフラをお使いでも、AIの革新的な能力を活用できるようにすることです。
Hao Yangはこう総括しています。「これは始まりに過ぎません。Splunkは、AIへの大規模な投資を通じて、お客様が高度なAI機能をシームレスに業務に統合し、目標をさらに効率的に達成できるよう支援していきます」。
SplunkBaseページにアクセスし、ぜひご自身でその成果をお確かめください。AIによってSplunk製品の使いやすさがこれまで以上に向上していることを実感いただけるはずです。
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