Splunkは、Splunk Cloud Platform (AWSリージョン - FedRAMP ModerateおよびHigh対応)、Splunk Cloud Platform (AWSリージョン - DoD IL2およびIL5対応)、Splunk Cloud Platform (AWSリージョン - 商用)、ならびにSplunk Enterpriseを対象に、インターネットプロトコルバージョン6 (IPv6)のサポートを開始したことを発表いたします。1984年にIPv4が導入されて以来、IPv4アドレスの枯渇への懸念は増す一方です。今回の重要なアップデートは、この差し迫った課題に対処するための先制的な措置です。
IPv6は、インターネットプロトコル (IP)の最新バージョンです。IPとは、インターネット上でデバイスを識別し、通信先を指定するための仕組みです。インターネットに接続するすべてのデバイスは、インターネット通信が機能するのに必要な一意のIPアドレスを通じて識別されます。IPの当初のバージョンであるIPv4では、いずれインターネットのアドレス空間が枯渇してしまいます。専門家たちがこれに気付いたことで、IPv6が策定されました。
Splunkの一部製品へのIPv6サポートの導入は、米国政府が出したOMB-M-21-07指令に合わせて重要な時期に行われました。この指令では、2025年9月30日までに「連邦ネットワーク上のIP対応資産の少なくとも80%がIPv6専用環境で稼働すること」が求められています。今回のIPv6サポートの導入は、お客様の多様なニーズに応え、Splunk製品によるシームレスで安全なエクスペリエンスを実現するというSplunkの重点的取り組みの重要なマイルストーンとなります。IPv6が使用可能になったことで、組織はネットワークの未来を手に入れ、ミッションクリティカルなユースケースで優れた成果を促進できるようになります。Splunkは、世界中の政府機関や民間企業によるIPv6の導入が今後さらに進むと予測しています。
IPv6は高度なセキュリティ機能と特徴を備え、今後予想されるインターネットの拡大に対応できます。Googleの統計によると、2025年7月18日現在(執筆時点)、世界全体でのIPv6の導入率は約46%です。IPv4における一意のグローバルアドレスの不足とコストの増加は、IPv6への移行が喫緊の課題であることを明確に示しています。実際、アマゾン ウェブ サービス(AWS)によると、パブリックIPv4アドレスを取得するためのコストは過去5年間で300%上昇しており、IPv6導入の必要性が浮き彫りになっています。
IPv6導入の進捗はお客様によって異なることを考慮して、該当するSplunk製品には、IPv4/IPv6のデュアルスタックを採用しています。これによってプロトコル間の互換性とスムーズな移行が確保され、お客様はシームレスにIPv6への移行を進めることができます。データの取り込み、ユーザーインターフェイスの操作、REST APIとの連携のいずれにおいても、Splunkはお客様のIPv6要件を完全に満たし、IPv4とIPv6の両ルートにおいて中断のないサービスを提供します。
最近の一連のアップデートにより、公共部門のお客様はOMB-M-21-07指令に準拠して、IPv6環境全体を対象とする継続的なセキュリティの監視とログパーシング(解析)を確実に実行し、維持できるようになりました。Splunk SOARのFedRAMP Moderate認証、Splunk Cloud PlatformのFedRAMP HighおよびDoD IL5認証の取得という実績が示すとおり、Splunkは厳しい政府基準を満たすべく尽力しています。今後も公共部門のお客様に向けて、最高度に厳しい要件を満たす高品質なソリューションを提供していく予定です。
IPv6の利用は、オプトインの接続オプションとして、追加コストなしで提供しています。対象は、Splunk Enterprise、Splunk Cloudサブスクリプション、Splunk Enterprise Security、ITSIアプリケーションで、AWSの各リージョン(商用、FedRAMP Moderate/High対応、DoD IL2/IL5対応)となります。担当のアカウントマネージャーまでお問い合せいただき、お客様の要件を評価することをお勧めします。ぜひ、この機会を今すぐ活用してください。
Splunkは今後も、IPv6ソリューションの拡張に尽力してまいります。IPv6サポートの詳細および導入については、担当のアカウントマネージャーまでお問い合わせください。より堅牢でレジリエンスの高いインフラに向けて、IPv6を活用できるようお手伝いします。