サンフランシスコ – 2021年7月9日 – Data-to-Everythingプラットフォームを提供するSplunk Inc. (NASDAQ:SPLK)は本日、データ中心のアプローチによる唯一の最新セキュリティ運用プラットフォームSplunk® Security Cloudのリリースを発表しました。オープンで圧倒的な規模のエコシステムに支えられたこのプラットフォームは、エンタープライズグレードの高度なセキュリティ分析、セキュリティ運用の自動化、脅威インテリジェンス機能を提供します。Splunk Security Cloudについて詳しくは、SplunkのWebサイトをご覧ください。
Splunk Security Cloudは、最高レベルのセキュリティ運用ソリューションを統合して、データから最大限の価値を引き出します。Splunk Security Cloudを利用することにより、マルチクラウド環境を保護および管理しながら、進化し続ける脅威にすばやく対応できます。
Splunkの最高プロダクト責任者であるSendur Sellakumarは次のように述べています。「Splunkは、セキュリティはデータの問題であり、データはセキュリティ分析のための基盤を提供して、より的確な意思決定を後押しすると考えています。データが増加、多様化し続け、お客様のデジタル環境が複雑化の一途をたどる中、Splunk Security Cloudは、刻々と変化するセキュリティの課題の打開策をもたらす最善のソリューションです」
Splunk Security Cloudに対するお客様の評価
アリゾナ大学副CIO (情報最高責任者)兼CISO (情報セキュリティ最高責任者)のLanita Collette氏は次のように述べています。「教育機関や大学にとって、高度な分析と自動化機能を備えたセキュリティソリューションは、IoTやエッジコンピューティングを標的とする攻撃などの新たな課題に適切に対応して、学生と教職員に安全な環境を提供するために極めて効果的です。私たちは、セキュリティ分野におけるSplunkの継続的なイノベーションに大きな期待を寄せ、Splunkとの将来にわたるパートナーシップを心強く感じています」
Enterprise Strategy Groupシニアプリンシパルアナリスト兼フェローのJon Oltsik氏は次のように述べています。「今日、企業はセキュリティ製品の購入にあたって、従来は別々のツールとして提供されていた高度な行動分析、脅威インテリジェンス、SOARを統合したプラットフォームに注目しており、手頃な価格と使いやすさが魅力のクラウドですべての機能を利用したいと考えています。Splunkはこの1年で、これまで提供してきたセキュリティソリューションを単一のクラウドプラットフォームに統合し、価格モデルを統一することによって、大きな進歩を遂げました。新たなソリューションでは、お客様のセキュリティチームは大量のデータをリアルタイムで処理してインサイトを引き出せるようになります」
Splunk Security Cloudのデータ中心のアプローチでクラウド環境とハイブリッド環境を統合的に可視化
Splunk Security Cloudは、セキュリティにデータ中心のアプローチを取り入れることで、セキュリティ運用チームのより的確な意思決定をサポートします。この堅牢なセキュリティ運用プラットフォームは、以下の機能によってデータ活用による成果の創出を加速させます。
Splunkのプロダクトマネジメントおよびセキュリティ担当バイスプレジデントであるJane Wongは次のように述べています。「Splunk Security Cloudは、高度なセキュリティ分析、効率的なセキュリティ運用、オープンで活発なエコシステムを融合し、Splunkとそのパートナーの先進的なセキュリティソリューションを結び付けることで、デジタルトランスフォーメーションやSOCの最新化におけるセキュリティ確保を支援します」
Splunkのエコシステムが比類なきセキュリティパートナーインテグレーションを実現
SplunkのSellakumarは次のようにも述べています。「セキュリティはチームスポーツです。1つの製品またはサービスですべてのお客様のセキュリティニーズを満たすことはできません。Splunkがこれまで相談を受けた企業はどこも、25~50のツールを使用し、複数の制御ポイントを抱えて、運用コストの増加とセキュリティ運用センターの複雑化に悩んでいました1。企業は自社のセキュリティニーズに合わせて複数のソリューションを自由に組み合わせる必要があり、これこそ、Splunkがお客様のニーズにすばやく対応する方法としてパートナーエコシステムを重視している理由です。ソリューションプロバイダーは、互いのお客様のために統合されたソリューションを提供できるよう協力する必要があるのです」
Splunkは、お客様がセキュリティを維持しながらクラウドの導入を加速し、ビジネスに重要な成果の実現に集中できるよう、広範なパートナーネットワークの構築に常に力を注いでいます。2,500以上のパートナーとともにオープンなエコシステムを築いており、お客様はパートナー製品の中から最適なものを選択して組み合わせることができます。自動化のエコシステムでは、2,000を超える運用業務をサポートする300以上のサードパーティインテグレーションが提供されています。これらのインテグレーションを利用することにより、異なるセキュリティツールのデータを相関付けて状況をより詳細に可視化するとともに、処方的な検出とガイダンスによって脅威をより迅速に検出することができます。アマゾンウェブ サービス(AWS)やBlueVoyantを含む多数のパートナーが、お客様の安全なデジタルトランスフォーメーションとクラウド移行をサポートします。
小規模セキュリティチーム向けのSplunk Security Analytics for AWSソリューションをリリース
Splunkは、AWS中心のクラウド導入モデルを採用するお客様に適したエクスペリエンスを提供する新しいソリューションをAWSと共同開発し、このたびリリースします。Splunk Security Analytics for AWSは、AWSのお客様向けに最適化され、AWSのセキュリティ運用を担当する小規模チームが使用することを想定したシンプルなセキュリティ分析ソリューションです。AWS環境を詳細かつ一元的に可視化して、少人数のセキュリティチームでも脅威をすばやく検出、調査、対応できるようにサポートします。Splunk Security Analytics for AWSは、2021年7月12日から、AWS Marketplaceで公開される予定です。
ベータ版を使用したVerisure社のAWSセキュリティアーキテクトであるDaniel Bauza氏は次のように述べています。「Splunk Security Analytics for AWSの導入は簡単で、すぐに使い始めることができます。新しいデータオンボーディングウィザードを使って、事前に構築されたSplunkのAWS専用セキュリティダッシュボードにAWSのデータをすばやく取り込むことができ、手動作業はほとんど必要ありません」
Splunkがセキュリティポートフォリオの強化に重要な自動化機能を獲得するための買収を完了
Splunkは、TruSTAR社の買収を完了しました。同社は、データ中心のインテリジェンスプラットフォームを提供するクラウドネイティブセキュリティ企業です。この買収は、クラウドネイティブの脅威インテリジェンスの統合と自動化を通じて、セキュリティ分析におけるSplunkのリーダーシップを拡大するものです。TruSTAR社のインテリジェンスプラットフォームは、すでにSplunkのセキュリティポートフォリオと連携しますが、今後数カ月の間にSplunk Security Cloudに深く組み込まれる予定です。それが完了することで、Splunkのお客様は、社内の過去のイベントと調査や外部のソースから得た脅威インテリジェンスを正規化し、SOCワークフローに組み込むことにより、プロセスを強化できます。その結果、ビジネスに影響を及ぼす前に、問題を検出し修復時間を短縮することができます。
価格と提供開始時期
Splunk Security Cloudおよびセキュリティ製品は、現在、米国で提供されています。今後、APAC地域とEMEA地域でも提供を開始する予定です。価格については、お客様の成熟度に応じた複数のパッケージが用意されています。Splunk Security Cloud、Splunk IT Cloud、Splunk Observability Cloudについて詳しくは、SplunkのWebサイトをご覧ください。
セーフハーバーステートメント
このプレスリリースには、リスクと不確実性を含む「将来の見通しに関する記述」が含まれています。このような記述としては、顧客のデジタル/クラウドトランスフォーメーションの進行ペースやデータの重要性の動向と、それらの動向に対するSplunkの対応能力など、Splunkの市場機会に関する記述、TruSTAR社の買収で予想される効果、買収がSplunkの現行および将来の製品やサービスに与える影響、製品やサービスの統合で予想される効果に関する記述、データ関連製品の市場とその動向や、将来の成長とそれに基づく目標に関する記述、業界とビジネスに対するSplunkの期待に関する記述(ビジネスモデル、顧客のニーズ、パートナーとの関係、顧客の成功とフィードバック、顧客によるSplunkの使用の拡大、製品の期待される利益と規模など)があります。実際の結果は、さまざまな要因によって本プレスリリースの記述から大きく異なる結果となる可能性があります。このような要因には、大規模な事業投資や買収からの価値実現の失敗(新製品や新サービスを含む)、買収した事業や技術の統合の失敗(TruSTAR社の買収など)、新型コロナウイルスの感染拡大および関連する公衆衛生対策が事業に与える影響の継続または軽減、新型コロナウイルスの感染拡大が経済環境全体に与える影響(顧客の購買力、購買の緊急性、購買パターンなど)の継続または軽減、全般的な市場、政治経済、ビジネスの状況、市場の競争状況などがあります。
Splunkの業績に影響を与える可能性がある要因に関する追加情報は、2021年4月30日に終了した会計年度のForm 10-Q (四半期報告書)に記載されており、Splunkの他の資料とともに米国証券取引委員会(SEC)に提出されています。Splunkは、将来の見通しに関する記述について、その作成日以降に発生した事象や状況を反映して更新する義務を負うものではありません。
脚注:
1. ESG調査レポート「Cybersecurity Analytics and Operations in Transition」、2017年7月
Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK)が目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を作ることです。Splunkのソリューションを導入すれば、セキュリティ、インフラ、アプリケーションの問題が大規模なインシデントに発展する前に防止して、影響を最小限に抑え、デジタルトランスフォーメーションを加速できるため、Splunkは多くの組織から信頼されています。
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