2023年データイノベーションによる経済効果

グローバル調査:レジリエンス(耐障害性および回復力)の強化と9.5%の増益を達成して競争に勝つための8つの重要な戦略


データイノベーションのリーダー的組織は売上総利益9.5%増を達成しています。

リーダーの特徴

データ→イノベーション→利益

結論から言うと、製品、サービス、カスタマーエクスペリエンスなどを向上させるためのデータ活用プラクティスの成熟度が高い「データイノベーションのリーダー的組織」は、成熟度が低い組織よりも収益面で大きな成功を収めています。

 

Splunkが2,000社を対象に行ったグローバル調査から、データ活用の6つの主要な領域で成熟度が最高レベルであった組織では、売上総利益が9.5%増加し、ビギナーレベルの組織を大きく上回ることが明らかになりました。

 

また、利益目標の超過率はビギナー組織の2倍にのぼります。優秀な組織が多かったのか、今回の調査ではすべての成熟度グループで利益目標を上回る傾向となりましたが、リーダー的組織の平均が+7.79%であったのに対して、ビギナー組織では+3.94%にとどまっています。

リーダー的組織の優位性

Enterprise Strategy Group社とSplunkの共同調査では、世界9カ国にある2,000の組織を対象に、組織におけるデータの分類、集約、管理、監視状況を分析しました。また、組織全体のツールとスキルに関する成熟度も評価しました。

その結果、6つすべてのカテゴリで成熟度が高かった組織はわずか9%にとどまりました(詳しくはレポート全文をご覧ください)。では、データの成熟度が高いことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。リーダー的組織ではデータの活用が進み、より多くのデータを収集、インデックス、整理分類して、分析や業務利用のためにリアルタイムでアクセスできるようにしています。リーダー的組織は、組織内で生成されるデータの66%を活用していますが、これに対して、ビギナー組織では48%、取り組み中の組織でも57%にとどまりました。

データ活用の成熟度

全体として、データイノベーションのリーダー的組織はビギナー組織と比べて、競争優位を維持し成功し続けることができると考える組織の割合が4.5倍にのぼりました。また、リーダー的組織のデータ活用率は38%上回っています。ほかにも以下の優位性が明らかになりました。

 

 

データの収益化による収益が2.3倍

 

新しい製品/サービスから売り上げの20%超を得られる可能性が4.6倍

 

データ活用によって商談成約率が10%以上向上したと回答した割合が5.5倍

 

市場で競合他社よりも優位に立っている(平均では1年でそれを達成している)と回答した割合が約3倍

実際、成熟したデータイノベーションプラクティスは包括的な効果をもたらしています。リーダー的組織では、データの収益化、製品開発、サプライチェーン/製造、アプリケーション開発/運用、セキュリティなど幅広い領域で、成功していると回答する割合が高くなっています。レポート全文では、データイノベーションのリーダー的組織がこの成果を達成するために実践している8つの戦略とその具体的なメリットを紹介しています。

重圧の下で起きていること

リーダー的組織は大きな成果をあげる一方で、データ活用に関する重圧を強く感じています。 


データが多すぎることが問題なのではありません。真の課題は、急速に変化する顧客の期待に応え、競争力を維持し、次々に起こるセキュリティの課題に対応し続けることです。つまり、データイノベーションのリーダー的組織にとっては、大量のデータをどのように解決策へと転換するかが問題なのです。