5月5日開催のplunk O11y Dayで、Splunk Log Observerがついに世界に披露されました!Splunk Observability Cloudに含まれるこのソリューションは、DevOpsチーム、SREチーム、プラットフォームチームが、アプリケーションやクラウドインフラの動作を引き起こしている要因をすばやく理解できるように設計されています。コーディング不要の直感的な操作で、リアルタイムのログデータ、メトリクス、トレースをすばやく相関付けて、すぐに役立つインサイトを獲得できます。
Splunk Log Observer誕生の経緯
Splunkはすでに市場をリードするログ分析プラットフォームを提供しているのに、なぜ専用のログツールを開発したのか不思議に思うかもしれません。その理由は2つあります。
第1に、Splunkはオブザーバビリティを、本番環境で運用されるすべてのクラウドネイティブサービスの基本と考えています。オブザーバビリティを実現するには、監視から調査へとシームレスに移行する機能、サービスをインフラからトランザクションまでエンドツーエンドで可視化する機能、メトリクス、ログ、トレース、トランザクションデータを密接に統合し、整形、分析する機能が必要です。その中でもログは特に重要な要素であるため、統合的なオブザーバビリティソリューションの一部として独立したログツールを組み込みたいと考えました。
第2に、SREや開発者によるログデータの収集、調査、活用には、新しい機能と新しいエクスペリエンス、そしてログの扱いに対する新しいアプローチが必要であり、新しい機能を提供する良い機会だと判断したのです。
Splunk Log Observerの機能
Splunk Log Observerは数多くの優れた機能とエクスペリエンスを提供します。その一部をご紹介しましょう。
ノーコードの直感的なログ調査
ポイント&クリックでログを調査できます。コンテキストに沿ってログデータを簡単に検索、フィルタリング、視覚化し、関連するメトリクスやトレースにワンクリックでアクセスできます。
Live Tail
リアルタイムのログを、定義した属性に基づいて並べ替え、重視するコンテンツを強調して表示できます。表示の速度を緩めたり、ログの収集と同時にすべてのコンテンツをストリーミング表示したりすることもできます。
DevOps視点のログソース統合
ウィザードを使って、AWS Cloudwatch、OpenTelemetry、GCP Stackdriver、Kubernetesを数分で関連付けることができます。さらに、これらの形式のデータを整形して、Splunk Observability Cloudで関連するメトリクスやトレースを簡単に検索、調査、コンテキスト化することもできます。
関連コンテンツ
Splunk Observability Cloudに含まれる製品間では、ログ、メトリクス、トレースが互いに連携します。ログの調査中に関連コンテンツのポインターが表示されるため、途中で行き詰ることなく直感的に調査を進めることができます。
制限のないログ収集
Splunk Log Observerではすべてのログを保存できます。価値の高いログはインデックスされ、データに関するコンテキストが付加されて、リアルタイムで分析できるようになります。一方、価値の低いログは、指定した独自のストレージに保存されます。
Splunk Log Observerを始めましょう
Splunk Log ObserverはSplunk Observability Cloudに含まれます。無料のトライアル版では、Infrastructure Monitoringから、APM、Real User Monitoring、Log Observerまで、スイートに含まれるすべての製品を試すことができます。
オブザーバビリティスイートとその一部であるSplunk Log Observerのすばらしさは言葉では言い尽くせません。ぜひSplunk Observability Cloudに実際に触れてみてください!トライアルを開始する前に、O11y Dayのセッションをご覧いただくか、Splunkの営業窓口に詳細をお問い合わせいただくこともできます。Splunk Log Observerのデモもご用意しています。
Splunkのメリットをどうぞお試しください。
Bill
このブログはこちらの英語ブログの翻訳です。