2022年のオブザーバビリティ調査

グローバル調査:オブザーバビリティ(可観測性)が不可欠になりつつある今日、リーダー的組織はマルチクラウドを幅広く可視化して、デジタルエクスペリエンスを劇的に改善しています。

リーダー的組織:9%、取り組み中の組織:31%、ビギナー組織:59% リーダー的組織:9%、取り組み中の組織:31%、ビギナー組織:59%
全体で、リーダーレベルに達している組織は9%、取り組み中の組織が31%、ビギナーレベルの組織が59%でした。

活用

オブザーバビリティはもはや不可欠

Splunkは、組織のオブザーバビリティを担う1,250人の現場担当者、マネージャー、エキスパートを対象に、オブザーバビリティにおけるリーダーシップとオブザーバビリティがもたらす成果を調査しました。その一部を以下にご紹介します。ぜひレポートをダウンロードして全容をご確認ください。

  • オブザーバビリティのリーダー的組織では、自社製アプリケーションの問題を数分以内に検出できる割合がビギナー組織の2.1倍にのぼります。
  • リーダー的組織では、予定外のダウンタイムやパフォーマンス低下の平均解決時間を69%短く対応できています。
  • リーダー的組織では、ビジネスクリティカルな自社製アプリケーションのダウンタイムの年間平均コストが250万ドルであり、ビギナー組織の2,380万ドルを大きく下回ります。

重圧

クラウド環境の複雑化によってオブザーバビリティの需要が高まる

ハイブリッドかつマルチクラウドインフラの急速な進化は多くのメリットをもたらす一方で、複雑化の進行、可視性の低下、運用チームの負担の増大といった課題も生み出します。

  • オブザーバビリティのリーダー的組織の92%が、クラウドネイティブアプリケーションの多くを複数のクラウドとオンプレミス環境で運用しています(ビギナー組織では68%)。
  • 今日では36%の組織が3つ以上のパブリッククラウドを使用して、自社製アプリケーションを運用しています。また、67%が2年以内にそうする予定です。
  • 成熟度にかかわらず、多くの組織で人材不足によりプロジェクトやイニシアチブの遅延(81%)または失敗(71%)、燃え尽き症候群による担当者の離職(69%)が発生しています。
アプリケーション開発チームのリーダーの75%が、クラウドの理解力を向上させなければならないという大きな重圧にさらされています。 アプリケーション開発チームのリーダーの75%が、クラウドの理解力を向上させなければならないという大きな重圧にさらされています。
クラウドの理解力を向上させなければならないという大きな重圧にさらされているアプリケーション開発チームリーダーの割合
リーダー的組織の63%が、オブザーバビリティ向上の取り組みが人材獲得に良い影響を及ぼしていると回答しています。 リーダー的組織の63%が、オブザーバビリティ向上の取り組みが人材獲得に良い影響を及ぼしていると回答しています。
オブザーバビリティ向上の取り組みが人材獲得に良い影響を及ぼしていると回答したリーダー的組織の割合

影響

オブザーバビリティの成熟度向上には確実にメリットがある

今回の調査から、オブザーバビリティ実践の成熟度が高い組織は、開発とデプロイの迅速化、問題の検出および解決時間の短縮、ダウンタイムの削減など、測定可能な成果をあげていることが明らかになりました。

  • リーダー的組織では、ビギナー組織と比べてMTTDが37%短いことがわかりました。
  • リーダー的組織の53%が予定外のダウンタイムまたはアプリケーションパフォーマンスの深刻な低下を4時間以内に解決しており(ビギナー組織では27%)、MTTRを69%短くできています。
  • リーダー的組織では、アプリケーション開発チームが昨年開拓した新しい製品や組織の収益源がビギナー組織よりも60%多いこともわかりました。

戦略

オブザーバビリティ実践の現状

オブザーバビリティの成熟度が高い組織は、ツール数が多い一方でベンダー数が少なく、今日のハイブリッドかつマルチクラウドの環境でイベントの相関付けや分析を効率的に行うためにAIOpsソリューションを積極的に活用しています。調査では以下のことがわかりました。

  • 79%の組織がオブザーバビリティツールを追加している一方で、それらの統合に取り組んでいる割合は8%にとどまります。 
  • 同時に、48%の組織がベンダーの削減に取り組んでいます(反対にオブザーバビリティツールのベンダー数が増えている組織は35%)。 
  • 71%の組織がAIOpsテクノロジーを広範に(34%)またはある程度(37%)導入しています。
51%の組織が人材不足に対応するためにAI/機械学習の活用を進めています。 51%の組織が人材不足に対応するためにAI/機械学習の活用を進めています。
人材不足に対応するためにAI/機械学習の活用を進めている組織の割合
推奨事項 推奨事項

推奨事項

問題を解決して人材を惹きつける

オブザーバビリティの導入は今後も進むでしょう。業界アナリストはその価値を認め、組織はその必要性を実感し、ベンダーはこの機を逃がさず自社のソリューションで「オブザーバビリティ対応」を盛んに宣伝しています。オブザーバビリティに関する今後の推奨を抜粋して以下にご紹介します。詳細はレポートをご覧ください。

  • 人材を惹きつける環境を作る。強力なオブザーバビリティの実践は優れた人材を惹きつけます。
  • データの量と多様性にはAIで対抗する。AIOpsを導入すれば、異なるデータストリームをリアルタイムかつ大規模に関連付けて、有意義な情報に変換できます。
  • ツールを合理化する。プラットフォームのアプローチを取り入れることで、必要なツールの提供元となるベンダー数を減らし、トレーニングの負担を軽減できます。

オブザーバビリティのリーダー的組織が今日、どのように複雑化に対応しイノベーションを最大化しているかご紹介します。