5つの大きな力
Data Wave

革新的なテクノロジーによって加速する、
データがプラットフォームになる世界

The Data Wave
テクノロジーは、有史以来、世界を変え続けてきました。 しかし、産業革命とともに変化は加速し始め、デジタル時 代に入ると、変化のスピードは爆発的に速くなりました。 21世紀の最初の20年には、息をのむほどのペースで変化が起き、

さらにこの10年の間に、世界はデータを知性として活用し、そしてそのデータが持つ影響力を次第に理解するようになりました。医療や教育の向上、気候や天然資源の管理、貧困 の克服、プライバシーの保護、膨大な世界人口への対応など、私たちが直面する極めて困 難な課題の解決には、いかにデータを理解して行動するかに左右されるだろうと考えられ ています。

インターネットが出現して以来、私たちは絶え間ない変化の中にあるという話が繰り返され てきましたが、今、私たちは、データの生成率と活用率が大幅に高まる時代の幕開けを迎えています。私たちの目の前にあるのは、新しい変革であり、新しい脅威であり、新しいビジネスチャンスです。4Gとスマートフォンが組み合わさったことで、ビジネスや日常生活に 劇的な変化がもたらされたように、5つの大きな力が1つとなることで、これまでにないレベ ルの変化が起こり、グローバル社会と十分に準備ができている組織の両方に強力なチャンスの波をもたらそうとしています。これが、Data wave - データの波です。

最も重要なビジネスプランはデータに基づいて作成され、デー タ戦略の大半がビジネス上の目標と複雑に関連するようになっ ているのが現状だ。両者を分けて考えるのは、もうやめるべき時が来ている

 Forbes、2019年4月18日

 
 
IDCは、2025年までに世界のデータは (現在の33ZB) から175ZBに増え、それらはコア (従来のデータセンターとクラウドデータセンター )、エッジ (支店の所在地、携帯電話の基地 局など) と、エンドポイント (ユーザーのデバイス、IoTデバイス) の3つの領域に分散すると 予測しています1。また、2025年には、90ZBのデータがIoTデバイスで生成されると予測しています。
また、IDCは、接続デバイスの数が2025年には800億台になると予測しています2。これは、 平均すると1人あたり10台の携帯端末を保有していることになります。現在、世界では220 億台以上のデバイスが接続されています3。インターネットのトラフィックの70%超がモバイルデバイスから生成されている、とQuartzがレポートしたのは2017年のことでした4。
データの波を作り出す
5つの大きな力

すべてがオンデマンドになり、リアルタイムになった世界で、データ主導の変化を加速させ ている5つの大きな力があります。5G 、AIと機械学習、IoTとエッジコンピューティング、 ブロックチェーン、そして消費者の行動、期待の高度化です。まずは、それぞれを見ていく ことにしましょう。

15G (第5世代移動通信システム)

次世代の音声およびデータ移動通信システムである5Gの特徴は、スピードだけではありま せん。5Gは、サービスの品質を高め、その地理的範囲を大幅に広げる技術です。5Gは、スピードや容量、(IotやVR、ARなどの) 接続体験全体の概念を一変させると考えられています。5Gによって現在のトレンドは加速し、VRやARの応用が本格化するとともに、まだ実 現していない新しいデジタルビジネスモデルも登場するでしょう。インターネットで体験できる触覚フィードバックから、遠隔からの手術まで、その可能性は無限です。

5Gの通信事業者によって生まれると考えられる新しいサービスの中に、堅牢性が増すエッジコンピューティングとマシンツーマシンがあります。どちらも、数十億もの接続デバイスや、 無人自動車といった将来の産業全体にサービスを提供する上で欠かせないもので、遠隔医 療、配送とロジスティクス、ウェアラブルデバイス、農業なども、5Gを基盤とする新しいアプリケーションやビジネスモデルの恩恵を受けると考えられている分野です。5Gの本格的な導入は今後数年の間に進み、普及速度にはばらつきが出ると考えられますが、通信事業者は、この次世代の通信インフラストラクチャの大規模な世界展開の土台となる、新たな5Gサービスの売り込みを始めています。

5Gの開発センターがあるフィンランドのオウルへの旅で、我々は5Gハッカソンに参加した。そこでは、ゲームストリーミングサービス、VRを使って脳卒中のリハビリを行う方法、回復の状況を追跡するスマートな包帯、保育器に入っている赤ちゃんと両親がふれあえるようにする方法など、特筆すべきアイデアに出会うことができた。こうしたアイデアはすべて、高帯域、低遅延、または省電力/省コストといった、5Gならではの特徴がなければ実現しないものであった

PCマガジン、2019年

 
2 AIと機械学習

観察、思考、入力への反応といった人間のふるまいを機械に行わせる技術、AI。その研究の根本には、人間の知能はコンピューターでプログラム的に模倣が可能で、個々の明確な能力に分割できる、という考えがあります。AIは、機械学習を含む幅広い概念と技術を包括する用語です。

AIを使用して、研究者らはプエルトリコでハリケーンマリアが及ぼす長期的な損害をいち早く正確に評価しました。ハリウッドのスタジオは、どの映画にゴーサインを出すか決定するためにAIを使用しています。PwC社は、AIを使用して、3億2千万人のアメリカの消費者が人生において行う購入意思決定のモデルを開発し、金融サービス業界に販売しています。 英国は、気候変動の影響を軽減する戦略の策定にAIを活用しています。そしてもちろんAI (特に、機械学習の一種であるディープラーニング) は、自律走行車の概念の中核をなしています。

AIの採用が広がることで、保存された大量のデータから、以前であれば見つけることのできなかったインサイトを取得するツールが生まれ、人々はよりスマートに働き、問題解決能力を高められるようになります。また組織は、障害に迅速に対応しビジネスチャンスを見つけ、思いもよらなかったようなイノベーションを発見できるようになります。

AIの影響を受けないものはない。これまで生きてきた中で、 私はPCがもたらした影響を目にした。次に登場してきたLAN の影響も、WAN、インターネット、モバイル、ワイヤレスの影響も見てきた。そして今、AI - 人工知能がもたらす影響をこの目で見ている。その影響は、今挙げたすべてが小さく見えてしまうほど大きいものだ

Mark Cuban氏、2019年6月

 
3 IoTとエッジコンピューティング

T工業環境や交通ネットワーク、病院、工場、店舗、オフィス、住宅などでインターネットに接続されるスマートデバイスが増え続ける中、モノのインターネット - IoTは、少なくとも 10年以上にわたって注目を集め続けており、その勢いが衰える気配はありません。2022年 までに IoTへの支出は全世界で1兆2千億ドルに達すると、IDCは予測しています。データを生成するセンサーやエッジコンピューティングの活用がますます増えるにつれて、データや 潜在的な接続のあり方にも新たな次元が加わることになります。

IoTやエッジコンピューティングに関連する次の新しい技術は、クラウドテクノロジーにおける進化から生まれてくるでしょう。クラウドテクノロジーは、最近のデジタルトランスフォー メーションの波を中心となって牽引してきた技術の1つです。データは今やどこにでも存在す るようになり、コンピューターの使用も、あらゆる場所で行えるようになりました。エッジコン ピューティングを使用すれば、中央の本社からではなく、自動化されたプロセスを各拠点で実行できます。これによって、増え続ける数々のセンサーやスマートデバイスから成るIoTのスピードはますます速くなり、その効率は高まり、経済圏は拡大するでしょう。送電網や石油掘削装置、映像配信では、すでにエッジコンピューティングソリューションが採用されています。

 

アクティブなIoTデバイスの数は、2020年には100億台、2025年には220億台になるだろう。

 「State of the IoT 2018」、IoT Analytics、2018年8月

 
4 ブロックチェーン

分散型台帳技術 (DLT) と呼ばれることもあるブロックチェーンは、パブリックネットワークまたはプライベートネットワーク上で共有される分散型電子データベースです。ブロックチェーンデータベースのトランザクションはすべて、複数のユーザー間で共有され、各ユーザーがデータベースの正確さを検証することで、不正なトランザクションの実行を阻止します。

 

ブロックチェーンはデジタル通貨の基盤テクノロジーとして最も有名ですが、分散型台帳の応用範囲は、実はビットコインやイーサリアムなどに留まらず、はるかに広い領域に及ぶと見られており、データやデバイス、意思決定が目まぐるしく変化する世界で最も大きな課題の1つである「信頼」の問題の解決にも、ブロックチェーンは役立つと考えられています。ブロックチェーンは、全員が参照できる、改ざんの防止に極めて優れた、時系列のトランザクション履歴を作成 します。暗号通貨で使用されているテクノロジーとして極めて有名であったブロックチェーンを他にも優れた方法で活用した例があります。米国の小売業者であるTarget社は、そのサプライチェーンを管理するためにブロックチェーンに投資しています。同じく米国のスーパーマーケットチェーンであるWalmart社は、ブロックチェーンを使って食品調達網の安全性を確保しようとしています。Amazon社とSalesforce社は、顧客にブロックチェーンツールを提供しています。 2019年6月にFacebook社は、ブロックチェーンをベースとしたLibraと呼ばれる決済システム の構築を目指すコンソーシアムの設立を発表し、Mastercard社、Uber社、eBay社、Spotify 社のほか、複数の投資会社や人道支援に携わる世界的な非営利団体が参加しています。

 

エグゼクティブが問うべきは、もはや “ブロックチェーンは役立 つのか?“ ではない。“どのようにしたらブロックチェーンを当社に役立てられるか?“ である

「Deloitteʼs 2019 Global Blockchain Survey」

 

2018年の大腸菌の大流行を受け、Walmart社は食品の安全性を簡単に判断できるようにするために、ブロックチェーンを使って同社の農産物サプライヤーに食品データをアップロードさせる方 針を発表しました。こういったことがますます増えていき、データの信頼性と安全性の確保はいっそう重要な課題となっており、ブロックチェーンは有効なテクノロジーであると見られています。

データの整合性に対する信頼が高まれば、効率性が向上し、セキュリティが強化されるとともに、ビジネスモデルも大きく変わるでしょう。

5 消費行動の高度化

5つ目の力は、テクノロジーのカテゴリーではなく、人間の行動に関するものです。最近のデジタルトランスフォーメーションの波が、とりわけ消費者に関連する分野に及んだことによって、接続性や利便性、応答性に対する私たちの期待値はいずれも高まりました。関心を持ち続ける時間が短くなり、フラストレーションを引き起こすようなユーザーエクスペリエンスに対する忍耐の度合いも下がりました。こうした傾向は、労働市場に若いデジタルネイティブ世代が増えるにつれて強まると考えられます。

消費行動の高度化の例は、医療にも見られます。患者が医師による病気の診断結果の説明や検査の指示を受動的に待つ時代は終わりました。消費者は遺伝子検査を直接申し込めるようになり、自分でサンプルを採取して研究所に直接送付できるようになっています。

データと、データを必要とするテクノロジーは、テクノロジーの体験の質を高めるだけではありません。それは、組織が顧客から質の高い体験を求められることも意味します。あらゆる意思決定とデジタル体験を簡単で自然なものにするために、データを活用しなければなりません。「データの波」としてここで紹介しているテクノロジーやデータの拡散は、洗練され、そして厳選されて、最大限にわかりやすく、便利なユーザーエクスペリエンスを届けな ければならないことを意味します。この洗練と厳選という要素がなければ、情報や選択肢 は消費者にとって不快なものになるだけです。

 

“AIとビッグデータという双子のタービンは、2019年に全世界の企業がデジタルトランスフォーメーションを推進するために支出するであろう1兆7千億ドルのうち約40%を占めると予測される。しかも、これは始まりに過ぎない“

「Seven Forces Reshaping Enterprise Software」、Boston Consulting Group、2019年3月22日

 
データが成功を左右する
つまり、これらの5つのトレンドがもたらす影響は、単にオンラインでのカスタマーエクスペリエンスをどう 設計するか、ビジネスインテリジェンスダッシュボードにどれだけ多くのデータを取り込めるかといった レベルには留まりません。ビジネスにおいてどう成功していくのか、方法の見直しが迫られるのです。

かつては、中核となる製品やテクノロジーを抜本的に向上させることで、市場のトップの地 位を獲得することができました。たとえば、Googleが検索において、Appleが電話におい て行ったように、こうした製品は、ビッグバンのようにまれに現れて、市場のあり方を変え、その影響力は、研究開発に基づく次の大きな破壊的変化が起きるまで続きました。しかし、 中核的な製品において画期的なイノベーションを生み出すことに時間をかければ成功できる時代はもう終わりました。

今後重要な意味を持つイノベーション、戦略、効率性を牽引するのは、データです。こうした変化はすでに起きています。オンラインショップは、デジタルエクスペリエンスを改善することで、カート放棄率を下げています。保険業界は、手首に装着された追跡デバイスと健康保険を、そして車内に搭載された追跡装置と自動車保険を関連付けようとしています。運輸会社は、トラックや車両に取り付けたセンサーから得られるデータを使って、ロジスティクスを改善しています。産業機器メーカーは、ジェットエンジンやトラクターなどにセンサーを取り付けて、予測的メンテナンスを円滑に行い、稼働率や安全性を高めています。

市場で地位を築いた企業は、すでに手を打っているのです。Airbnb社、Netflix社といった 既存の価値を破る新しいデジタル企業が躍り出てくる中、GoogleやMicrosoft、Facebook、 バイドゥ、アリババといった巨大企業は、データサイエンティストを囲い込み、AIやロボット工学、量子計算といった最先端分野に投資しています。先進的な組織であるためには、今後登場するテクノロジーを理解し、こうしたテクノロジーを動かすデータを最大限に活かせるよう取り組まなければなりません。

データの波に乗るには

現在も、多くの企業が最初のデジタルトランスフォーメーションへの対応に苦労し、一段と大 きく、速くなっていく変化に圧倒されてしまうリスクを抱えています。ダークデータの現状に関するSplunkの調査からは、多くの企業がデータを十分に活用していないばかりか、少な からず自社が保有する大量のデータを放置しているか、存在そのものに気づいていないことがわかっています。先進的な組織であるためには、このデータの波が持つ社会を変えてしまうほどの力を理解する必要があります。また、データに対してどのようなアプローチをとれば、 次のデジタル時代で成功するための態勢を整えられるかを理解しなければなりません。

AIは、トースターとは違います。店頭の棚に並んでいるものを購入して、コンセントに差せば動くものではありません。AIも、どのようなデータ主導型のテクノロジーも、その導入プロセスは「コンセントに差し込む」ずっと前から始まります。まずやるべきことは、こうした 新しいテクノロジーを活用できるよう、組織のデータと、組織自体の準備を確実に整えることです。組織のデータの大部分がダーク、つまり活用できていなかったり、把握すらできていない状況では、分析ツールから正確な予測を導き出すことはできません。サイロ化したデー タや放置しているデータに対する対策を打ち、あらゆるデータセットを統合、調査して新し いインサイトを得ることができる世界への準備を整えましょう。

組織のデータシステムに対する戦略的なアプローチを明確にすることが、その第一歩となります。ただしそれは、すべてのデータポイントを柔軟性のないデータベースにきっちりと構造化することとは異なります。カオスは、これからも間違いなく続きます。しかし、優れた航海士が操縦する船が、激しく波立つ大海を航行できるように、成功する企業には、このカオスを切り抜ける方法が自ずと見えます。

ダークデータとは、システム、デバイス、通信によって生成され、 把握されず、また活用もされずに社内に放置されているデータ こと。社内データの50%以上がダークデータだと答えた回答者の割合は、全世界のビジネスリーダーとITリーダーの60%に上ります。

Splunk、『ダークデータ (未活用データ) の現状』レポート、2019年版

 
予測できなくとも可能な限りの準備を

これからやってくる未来を正確に把握して準備する方法はありません。今後5年間にどのよう なテクノロジーが組織の成功にとって欠かせないものになるのかを正確に予測することもできませんし、本当に最良のテクノロジーは、おそらくまだ発明すらされていないでしょう。しかし、そうしたテクノロジーの土台となるのはデータであり、現在収集している情報が、将来のツールに取り込まれることになります。そのためには、プラットフォームという視点でデータにアプローチし、組織全体で適切にデータにアクセスできる体制を確立することが重要です。

データから情報を引き出すには、以下の3つのポイントを常に意識する必要があります。

  1. 組織の内外で今何が起きているのか
    多くの組織では、常に変化し、増え続けるリアルタイムデータの中に置かれており、何が起きているのかを明確に把握するのが非常に困難になっています。アクセスしたり、 調査したりできないデータは、ビジネスの現状と今後の見込みに対する認識をゆがめ ます。
  2. データをどのようにして行動に変えるか
    今この瞬間のビジネスの現状を把握したら、望ましい目標に向かって前進させるため に行動を起こさなければなりません。広範囲に及ぶ一連のデータには、高度な新しい インサイトを浮かび上がらせ、知性に基づく行動を起こすことを可能にするツールが必 要です。予測分析は、最善の未来を見通す力をもたらし、自動化はチャンスを捕らえる力をもたらします。
  3. 未来を見据えてどのような取り組みを行うべきか
    移り変わりの激しい複雑な未来には、プラットフォームに依存しないアプローチが必要 です。 多くの場合、ポイント的なソリューションでは、たとえクラス最高の機能を備え ていてもクラス最高のデータサイロを生み出します。必要なのは、データという重要な資産の安全性を確保し、確実に管理しながら、適切なすべてのツールで活用できるようにする、データへの横断的なアプローチです。そして、こうしたテクノロジーと並行して、データを中心とする企業文化の育成に積極的に取り組み、未来を進んで受け入れ ることのできる、スキルと好奇心、問題解決能力を身につけた人材を育てていく必要があります。

このようなデータ管理アプローチなら、ますますペースが速くなり、かつてないほど厳しさを増す市場において、組織を新たな成功へと導くテクノロジーを活用する体制を整えることができます。

データを成功に結びつけるための4大原則

データを作り出すソース、データを活用するアプリケーションやユーザーがこれほどまで増え、これほど大量のデータがあれば、カオスは避けられません。しかし、次に挙げる4つの原則 に従えば、データへのアプローチが明確になり、カオス的状況を障害ではなく味方に変えることができます。

  1. すべてのデータに常に光を当てる
    ダークデータは、すでに足かせになっています。しかも、データを巡る要求が高まる 未来は目前に迫っています。調査から明らかになった、世界全体で半数以上の組織のデータが使われていないか、完全に失われている現在の状況は改善されなければなりません。データの場所と内容を把握し、必要な時に活用できるようにしておく必要があります。
  2. データを確実に調査できるようにしておく
    データの場所を把握できていても、ビジネスを変えるような課題の解決に活用できないなら、意味はありません。データは、構造化データベース、スタンドアロンアプリケー ション、無秩序なデータレイクなど、さまざまな場所にあると考えられますが、サイロ化されていたり、読み込みできないフォーマットになっていては活用することはできません。
  3. 誰もが自由にデータを活用できるようにする
    高度な知識を持つ少数のデータサイエンティストには、すでに過重な負荷がかかっており、彼らだけに頼っていてはデータを調査することはできません。ビジネスとIT両方の 担当者にデータを活用できる権限を付与しましょう。そのためには、組織内でのデータリテラシーを高め、連携を強化するとともに、深い洞察を得てスマートな意思決定を円滑にする共通のツールを導入する必要があります。
  4. すべてをスピードアップする
    意思決定は迅速に行う必要があります。データの取り込みから、調査、インサイトの取得、行動までにかかる時間を可能な限り短くできることが重要です。データ主導のあらゆる事案で、迅速にかつ革新的に行動できるようなインフラストラクチャとプロセスの導入を目指しましょう。
最後に、ここまでの話を要約すると、このような奇妙な一言となります。
重要なのは データそのものでは ありません

間違いなく、重要なのはデータそのものではありません。データは極めて重要 なビジネス資産ですが、現金もそうです。ビジネスにおける現金との関わり方 で重要なのは、その投資方法です。同様にデータも、それを使って何をするか に価値があります。データを行動に変えなくてはならないということです。デー タベースやダッシュボードからデータを取り出し、組織内のあらゆる意思決定、 プロセス、行動に活用できる必要があります。デジタルトランスフォーメーション の最初の波は、データのサイロ化という負の遺産をもたらし、このサイロを壊 してデータを取り出し、(わかりやすく言えば)1カ所にまとめる作業に、私たち は何年も費やしてきました。次のステップは、すべての行動をこうしたデータ に基づいて行うことです。

データを行動に変える - 詳しくは、以下をご覧ください。

Splunkは、データをプラットフォームにする世界で唯一の製品です。データ分析から次にとるべきアクションまでの時間を短縮し、その過程で出てくる疑問を取り除くことで、素早い判断、ビジネスの意思決定を支援します。Splunkによって、ITから、セキュリティ、IoT、ビジネスオペレーションまで、すべてのチームは業務の全体像をリアルタイムで把握し、データをビジネス上の成果につなげるとともに、テクノロジーを積極的に活用して、データ主導型の未来への準備を整えることができます。