Case Study

SurveyMonkey 社 - サイトのパフォーマンスを最適化してライセンスコストを削減

エグゼクティブサマリー

SurveyMonkey社は、世界最大の調査会社です。同社のオンラインアンケートで集められている回答は 1ヶ月あたり 9千万件を超え、フォーチュン100 社のすべてが顧客となっているほか、世界中の学術機関、中小企業、民間団体、行政機関が同社のサービスを利用しています。急速な成長に伴って多くの課題に直面するようになりましたが、サイトの分析についても、柔軟性の高いパワフルなソリューションが必要になっていました。Splunk Enterprise を導入して以来、SurveyMonkey 社は次のようなメリットを得られるようになりました。

  • ライセンスコストを 45%削減
  • サイトのパフォーマンスを最適化
  • 新たに買収した企業をスムーズに統合
Splunk 製品群
SPLUNK SOLUTION AREAS
課題
    • より柔軟な方法でサイトデータをドリルダウンしたい
    • Web アクティビティとビジネスの結果を関連付ける必要がある
    • 複数あるサイト分析ツールを削減または廃止したい
    • 新たに買収した企業や製品を効率的に管理、統合したい
ビジネスへの影響
    • 買収した企業からのデータフローを容易に統合
    • ローカライズすべきコンテンツを適切に判断し、SEO を最適化したことにより、海外でのサイト展開を効率化
    • サイトの A/B テストを少ない労力で効果的に実施
    • ライセンスコストを45%削減
    • リアルタイムでのエラーレポートと例外の監視により、サイトのパフォーマンスとリソースの割り当てを最適化
    • ユーザーエクスペリエンスが向上
データソース
    • Apache、クリックストリームのログ
    • サーバー、デスクトップ、データベース、アプリケーションのアクティビティログ
    • Java アプリケーションとアプリケーションサーバー
    • .Net アプリケーションとサーバー
    • システムメトリクス

Splunk が選ばれる理由

印象的な社名と使いやすい製品を足がかりに目覚ましい成長を続けてきた SurveyMonkey 社は、重要な買収をいくつも行い、新しい機能や製品を投入してその成長し続けています。また、国内市場の 2 倍近くのペースで、海外にも事業を展開しています。

このような急速な成長によって、SurveyMonkey 社のビジネスインテリジェンス (BI) グループとサイト エンジニアリング グループは課題に直面するようになりました。SurveyMonkey 社の BI 担当ディレクター、Elena Verna 氏は次のように語ります。「当社では SiteCatalyst と Google Analytics を使っていたのですが、これらのツールには当社に必要なきめ細かな機能がまったく備わっていませんでした。私たちのような成長中の企業では、エンジニアリングリソースにかなりの負荷がかかりがちです。このため、データをドリルダウンして当社の Web サイト上でのアクティビティをビジネスの結果と関連付けることができる、もっと柔軟な方法が必要でした」

同社のエンジニアリンググループは、BI 部門が着目する前から Splunk Enterprise の無料版を使用していたため、BI 部門もそこに加わることにしました。SurveyMonkey 社のシニア BI アナリスト、Eric Hergenrader 氏は次のように述べています。「Splunk のライセンスコストをエンジニアリンググループと共同で負担し、SiteCatalyst のライセンスの支払いをやめられると判断しました。Splunk の方が、アクセスを必要としているどのチームともデータを共有でき、コストも分散できるのでより合理的でした」

「Splunk を導入したことによって、以前の他のソリューションよりもコストを削減できた上に、はるかに大きな価値がもたらされるようになりました。グループ全社で Splunk と取得したデータの両方を共有できるため、効率が向上し、リソースが一元化されて、全社で活用できるようになりました」



Elena Verna, Director of Business Intelligence, SurveyMonkey

レガシーツールからインサイトの共有へ

SurveyMonkey 社では、BI グループとサイト エンジニアリング グループの中だけでも 3 種類の分析ツールを使用し、それぞれにライセンスコストを支払っていました。「今より 45% も多くのコストを負担していただけでなく、本来の力を引き出せていませんでした。ですが Splunk を導入して、重要なリソースを簡単に共有できるようになりました」と、Hergenrader 氏は語っています。

「たとえば SiteCatalyst では、サイト閲覧者のデータを収集するのに JavaScript のタグ付け機能を使用しなければなりませんでしたが、これが大きな問題となっていました。ビジネスのペースが速くなるにつれて、Web トラフィックをビジネスの結果と関連付けるのがますます難しくなっていたのです」、と Verna 氏は振り返ります。SurveyMonkey 社は、それまで使用していたツールの機能を Splunk ソフトウェア内で再現することができたため、それまで使用していたツールをやめることができました。Hergenrader 氏は次のように述べています。「以前はファネルの追跡に Mixpanel を使用していましたが、Splunk Enterprise にはより粒度の細かい同等の機能が備わっています」

また、SurveyMonkey 社のサイト エンジニアリング グループは、リアルタイムでのエラーレポート、例外の監視、全体のデバッグにも Splunk Enterprise を積極的に活用しています。サイトで新たなリリースを公開する際には、エンジニアリングチームが監視して臨機応変に対応するため、パフォーマンスを確実に最適化できるようになりました。Hergenrader 氏は言います。「Splunk を導入する以前は、うまくいくことを祈るしかないところがあったのですが、今ではうまくいっているかどうかが秒単位や分単位でわかるようになりました」

最適化によって収益力が向上

Splunk Enterprise は、SurveyMonkey 社のサイトの最適化において複数の役割を果たしています。まず、同社は Splunk プラットフォームを使用してユーザーのアクティビティを追跡し、アンケートページ、検索エンジン、アフィリエイトリンクなど、サイト閲覧者がどこからアクセスしたかを判断しています。無料ユーザーが有料アカウントにサインアップした際には、コンバージョンの発生元を複数のチャネルにわたって確認することができ、マーケティングリソースをより効果的に割り当てることができるようになりました。

また、同社は世界で通用する力を持っていますが、ユーザーを引きつけて有料アカウントにサインアップしてもらうためには、サイトの翻訳とローカライズを行って、効果を最大化する必要があることに気がつきました。Hergenrader 氏は次のように述べています。「私たちは Splunk ソフトウェアを使用してターゲットとしている国ごとのページビュー数を調べ、すべてのアンケートを各国のドメインに移行した場合にトラフィックがどのくらい増えるかを見積もっています」

さらに、Hergenrader 氏は続けます。「Splunk は、当社の A/B テスト計画チームに大きなメリットをもたらしました。特定のテストグループに該当するユーザー数を正確に予想できるようになったからです。トラフィックボリュームも予測でき、必要に応じてテスト集団の規模を制限することもできます」

「Splunk は、当社の A/B テスト計画チームに大きなメリットをもたらしました。特定のテストグループに該当するユーザー数を正確に予想できるようになったからです。トラフィックボリュームも予測でき、必要に応じてテスト集団の規模を制限することもできます」



Eric Hergenrader, Senior Business Intelligence Analyst, SurveyMonkey

買収による業務への負荷を Splunk が低減

Splunk の導入によって、SurveyMonkey 社は新たな企業や製品を業務に容易に統合できるようになりました。同社は、Splunk Enterprise を使用して、統合した各企業からのすべてのリクエストと、傘下に入った新製品についての情報をロードバランサーで処理して取得しています。