定義
ソフトウェアのバージョンがサポート期間満了日を迎えると、サポート提供期間の終了(EOL)となります。サポート期間終了後の修正やサービス、トラブルシューティングは提供されません。
メジャーリリースは新機能が追加されたリリースで、1桁目で識別されます。たとえば、Splunk v7.1.3の場合、7がメジャーバージョンの番号です。
マイナーリリースは新機能が追加されたリリースで、2桁目で識別されます。たとえば、Splunk v7.2.3の場合、2がマイナーバージョンの番号です。
MRと称されるメンテナンスリリースは、3桁目で識別されます。このリリースには、メジャーリリースまたはマイナーリリースで見つかった軽微なバグやセキュリティの問題を解決する修正が含まれています。たとえば、Splunk v7.1.3の場合、3がメンテナンスリリースのバージョン番号です。
有償のSplunkサポートサービスをご契約いただいているお客様を示します。
SplunkbaseからダウンロードできるSplunkソリューションを示します。これには、Appやアドオンが含まれます。
Splunkbaseからダウンロードできる無償のAppや技術的なアドオンを示します。
Splunkbaseで「Splunk Supported」と明記された無償のAppやアドオンを示します。
お客様がご購入された有償のSplunk Appを示します。プレミアムソリューションには、Enterprise Security、IT Service Intelligence、User Behavior Analyticsなどがあります。
Splunkコア製品
EOLとは、特定のSplunkソリューションのバージョンがサポート期間満了日を迎えたことを意味します。サポート期間終了後、製品の販売は終了となり、製品のダウンロードをすることもできません。サポート期間終了後、メンテナンスリリースの提供、トラブルシューティングやサポートチケットの登録をすることもできません。
Splunk v7より以前では、バージョンベースで製品のEOLを決定しており、サポート対象は、現在のメジャーリリースと1つ前のメジャーリリースでした。 たとえば、Splunk v5、v6、v7がある場合、v5がEOLに達し、現行のv7と1つ前のバージョンであるv6がサポート対象となりました。 Splunk v7からは、バージョンベースから時間ベースのEOLに変更となり、メジャーとマイナーの両方のバージョンが24カ月のサポート期間に変更となりました。
たとえば、Splunk v7は2017年9月26日にリリースされているため、GA (一般公開)から24カ月後の2019年9月26日までサポートされます。v7.1.0が今日リリースされたとすると、今日から24カ月後がこのバージョンのEOLとなります。
いいえ。3桁目の識別子「1」はメンテナンスリリースを示しており、24カ月の時間ベースのEOLポリシーは適用されません。
Splunk v8.2.xはサポート期間が2023年9月30日まで延長されました。
すべてのSplunk v6.xにはメジャーリリースベースのEOLが適用されます。Splunk v8がリリースされた場合、その時点でEOLになります(注:Splunk v8.0のリリース日は未定です)。Splunkのソフトウェアサポートポリシーについては、こちらを参照してください。
はい。ただし、Splunkサポートサービスが必要となるような問題が発生した場合には、現行のサポート対象バージョンにアップグレードして、有償のサポート契約をご購入いただく必要があります。
Splunk Cloudベースの環境はすべて、合意されている予定日時に最新のSplunk Cloudバージョンにアップグレードされます。
はい。このポリシーはオンプレミスの次のSplunk製品に適用されます。
Splunkのドキュメントに記載の無い、仕様詳細に関するご質問は対応できかねます。
Splunk Extension
Enterprise SecurityやIT Service Intelligence、その他の有償ソリューション(UBAを除く)を含むプレミアムAppは、メジャーリリースまたはマイナーリリースから24カ月後にEOLを迎えます。
Splunk UBAのEOLは、最新バージョンと2つ前のメジャーリリースまたはマイナーリリース、もしくは、ライセンスキー配布から1年のいずれか長い方の期間です。
たとえば、現在サポートされているバージョンは、最新バージョンのv4.0.0とその2つ前のv3.3.xおよびv3.2.xです。v4.1が今日リリースされたとすると、その時点でv3.2.xがEOLを迎えます。ただし、v3.2.xのライセンスを8カ月前に購入している場合は、v3.2.xはさらに4カ月サポートされます。UBAのライセンスをお持ちの場合、発行日から1年間はサポートが保証されます。
Community Supported Splunk Extensionは、CommunityサポートおよびDeveloperサポートの拡張機能です。 Community Supported Splunk Extensionは、開発者が機能に関して再び何かをする責任を負わない拡張機能です。Developer Supported Splunk Extensionは、開発者がその機能の連絡先としての責任を負うが、修正を提供する責任は負わない拡張機能です。いずれもSplunkbaseから無料でダウンロードできます。 Splunk Supported Appとアドオン(Splunk Extension)は、P3としてサポート契約をお持ちのお客様がSplunkサポートによってサポートされるのに対して、Community Supported Appとアドオンは、Splunkサポートではなく、その開発者によってサポートされます。したがって、Community Supported Splunk Extensionには、たとえ有料のサポート契約があっても、サポートは提供されません。詳細については、こちらをご覧ください。
Splunkプレミアムソリューションは、有償のソリューションです。
たとえば、Splunk App for Enterprise Security、Splunk IT Service Intelligence、VMWare、User Behavior Analyticsがこれに当てはまります。
Splunkbaseまたは他のSplunkブランドのマーケットプレイスに「Splunk Supported」としてリストされているSplunk Extensionの各マイナーバージョン(無料または有料)は、そのバージョンのリリースから24カ月間サポートされます。これらのSplunk Extensionのサポート応答時間は、P3レベルとなります。クリティカルなセキュリティ修正やバグ修正が入った場合、当該バージョンがSplunkbaseからダウンロード不可に変更されることがございます。その場合、ダウンロード不可となったバージョンは24ヶ月サポートの対象外となりますので、ダウンロード可能な最新バージョンをご利用ください。